ベトナム料理の定番「フォー」の販売始めました。

 

当社では、ベトナム料理の代表 フォーの販売を開始しました。ベトナムで朝、昼、晩毎食食べられているフォーは、形状は日本のきしめんに似ていますが、原料は米粉で水に漬けた米を挽いてペースト状にしたものを熱した金属板などの上に薄く流し、多少固まったものを裁断して麺にしたものです。

 

フォーは、比較的歴史の浅い料理であり、登場したのは20世紀初頭、ハノイないしナムディンで生まれたとする説が有力です。1954年のジュネーヴ協定締結により、ベトナム北部から中部・南部へと伝播していきました。また、1975年のベトナム戦争終結を機に世界中に亡命したベトナム人により、多くの国々に広まりました。フォーといえば牛肉ですが、フランス統治下の影響で、それまで牛肉を口にしなかったベトナム人が牛肉を食するきっかけが生まれました。ベトナムには農耕のために水牛が多く飼われていましたが、水牛肉はフランス人の影響で牛肉にとって代わられたと考えられています。フォーの語源は、一説にはフランスのポトフともいわれています。

 

調理法は、多くの場合、牛や鶏の出汁をベースとする透明なあっさりしたスープにフォーを入れ、それに茹でた牛の薄切り肉や鶏肉、つみれ、タケノコ、様々なハーブ類や生野菜などをトッピングします。最後に各人がライムの絞り汁、ヌクマム、ヌクチャム(唐辛子や刻みニンニクを漬けたヌクマム)、生唐辛子などを加え、好みの味に仕上げます。本場とされるハノイのフォーは、肉の他にはネギを入れる程度のシンプルな盛りつけが多いです。一方で南部のフォーは甘めの味付けで、たっぷりのバジル、コリアンダー、ニラ、唐辛子、生のモヤシ、裂いた空芯菜の茎、バナナの蕾などをトッピングして食べます。トッピング自体もテーブルの上に置いてあり、無料で好きなだけ投入できる店舗が多いです。

 

本場ベトナムのフォーを日本にも拡めたいとJVF株式会社が日本の工場で製造。生麺のまま全国のベトナム料理店に販売しています。当社では、本物の味をぜひ味わっていただきたく、JVF株式会社の販売代理店を始めました。

 

ほかに、フォー春巻きやオリジナルスープもあります。一般の方にも販売できますが、キロ単位でしか注文できませんのでパーティー等でのご利用をお勧めします。是非本場のフォー味を味わってください。ご用命はメールまたはお電話で。

 

・オリジーPHO  1kg(5食分) 小売価格800円(税込み)
・PHO-春巻き  1kg(20枚分) 小売価格850円(税込み)
・オリジナルスープ 1L 小売価格550円(税込み)

 

※上記料金のほかに送料1200円(5kgまで)がかかります。生麺のため、ご注文は3日前にお願いします。

 

※調理例